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October 26, 2005

現場力を鍛える

genbaryoku_kitaeru
 【今週の一冊】
 ●『現場力を鍛える』
  「強い現場」をつくる7つの条件

  著:遠藤 功(東洋経済新報社)
   2004.2 / ¥1,680

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 ◆ 燃える一言 ◆

 『すべての業種、すべての機能に「現場力」は存在する。
 
          そして、その優劣が企業の競争力を大きく左右する。』

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 「トヨタではどうして改善提案が年間61万件も出され、その91%が実行
 されているのだろう?」
 
 「多くの企業で鳴り物入りで始まった全社改革運動が、途中で頓挫し根付か
 ないのはどうしてだろう?」
 
 実に素朴な、しかし誰もが知りたい疑問です。
 
 筆者曰く、「その答えは『現場力』にある。」
 
 
 まず、それぞれの企業が、身の丈にあった「正しい戦略」を持つことが必要
 ですが、その戦略を「正しくやりきる」のが「経営」です。
 
 しかし、真に「強い企業」を目指すためには、「正しいことを正しくやりき
 る」だけでは不十分なのです。
 
 それは、市場や環境、顧客の変化に伴って、「正しいこと」自体が変化して
 いくからです。
 
 環境が変わろうと、従業員が変わろうと、常に「正しいこと」を見極め、そ
 して「正しくやり続ける」努力を惜しまない企業こそ、「強い企業」です。
 
 
 では、「正しい戦略」を「正しくやり続ける」主体は誰でしょうか。
 
 もちろん、その実行主体は「現場」です。
 
 この現場という組織自身が、打ち出された戦略を咀嚼し、具体的な戦略に落
 とし込んで実行し、そして起こる様々な問題を能動的に発見し、解決する。
 
 この力こそが「現場力」なのです。
 
 
 現場力は、プロジェクトXのような大型案件を、信じられない短期間で完遂
 する、といった「火事場の馬鹿力」だけではありません。
 
 むしろ、日常業務の現場でこそ、問題点に鋭敏に反応する感受性と実践する
 行動力を、意識的に鍛え上げねばなりません。
 
 現場力欠乏症の症状は、「無知・無視・無関心」の三無状態。
 
 一方、進化する現場には「問題発見」「問題提起」「問題解決」の能力が備
 わっています。
 
 
 「後工程は前工程のお客様」と意識されている現場では、「後工程は前工程
 に文句を言うのが仕事」だと理解され、前工程の不手際を指摘し、共に改善
 することが後工程の義務なのです。
 
 意見の対立でギクシャクしたりすることを恐れず、健全な意見の対立があっ
 てこそ、現場力を高める起爆剤です。
 
 そして自らの業務の失敗から学び、また現状を否定することから改善のアイ
 デアを紡ぎ、実践するサイクルを根付かせることで、現場は進化します。
 
 
 コンサルティングを通してあらゆる業種の現場を観察した著者が、現場の目
 線から経営を捕らえようとまとめられた内容は、おそらく誰もが「知ってい
 る」「分かっている」ことです。
 
 しかし、現場の当事者自らが、愚直なまでに「実行」「続行」しているかど
 うかが、決定的な差となります。
 
 景気が回復している今こそ、掲げられた「強い現場」を作る条件を、徹底的
 に追い求めていくチャンスであるといえるでしょう。
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 ◇ カンドコロ! ◇
 
 「正しくやりきる」とは、「当たり前」のことを全員が最後まできちんとや
 りきることである。
 
 「当たり前」のこととは、次の5つだ。
 
 1.結果を出すのは自分たちだという強い自負・誇り・当事者意識を現場が
   持っている。
   
 2.現場が会社の戦略うあ方針を正しく理解・納得し、自分たちの役割をき
   ちんと認識している。
   
 3.結果を出すために、組織の壁を越えて結束・協力し、知恵を出し合う。
 
 4.結果が出るまで努力を続け、決してあきらめない。
 
 5.結果を出しても奢らず、新たな目標に向かってチャレンジし続ける。
 
 まるで小学校の標語のように、きわめて陳腐で常識的なことだ。
 
 しかし、この「当たり前」のことができずに、苦しんでいる企業が多いのが
 実態なのである。

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 ◆ 熱い行動 ◆
 自分の目で見て、自分の耳で聴き、自分の肌で感じ、自分の頭で考えろ。
 
 「過去」を否定するな。
 「未来」の視点から、「現在」を前向きに否定しろ。
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 ◆ 燃えるゲージ ◆ | 炎 | 炎 | 炎 | (炎3つが満点)
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 序章  素朴な疑問
 第1章 「強い現場」とは何か
 第2章 「強い現場」の七つの条件
 第3章 「強い現場」をどうつくるのか

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October 19, 2005

鉄と鉄鋼がわかる本

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 【今週の一冊】
 ●『鉄と鉄鋼がわかる本』

  編著:新日本製鉄(株)(日本実業出版社)
   2004.11 / ¥1,890

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 ◆ 燃える一言 ◆

 『世界の最先端を行く日本の鉄鋼製造技術は、宇宙からの贈り物である鉄を、
       いかに私たちの生活の進歩に役立つようにしていくかという、
                  いわば「現代の錬金術」でしょう。』

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 私たちに日常生活において、そして「ものづくり」の現場において、切って
 も切り離せない材料といえば、何といっても「鉄」でしょう。
 
 いや、鉄こそが「切っても切り離せる」金属なのです。
 
 ・・冒頭から訳の分からんことを書きましたが、「溶断」で「切り離せる」
 身近な金属は、実は鉄しかないのです。
 
 他の金属の酸化物は、元の金属よりも溶融温度が高くなってしまいますが、
 酸化鉄は溶融温度が鉄よりも下がるという、稀有な特徴があるため、ガス溶
 断ができ、高い生産性を持っているのです。
 
 
 このように、あまりに身近でありながら、多彩な特徴をもつ「鉄」の魅力を、
 余すところなく伝えているのが本書です。
 
 
 まず、鉄を生み出すシンボル的存在が「高炉(溶鉱炉)」です。
 
 酸化鉄として存在する「鉄鉱石」を、コークスと共に加熱し、還元すること
 で「溶銑」と呼ばれる鉄を取り出します。
 
 一見、ただの円筒に見える「高炉」ですが、鉄鉱石とコークスを同心円状に
 適切な比率で投入したり、Fe2O3→Fe3O4→FeO→Feへと徐々に還元するために
 シミュレーションと温度計測により制御する技術は、複雑極まります。
 
 
 こうしてできた「溶銑」は、炭素含有量が高く、また燐や硫黄などの不純物
 を含むため、次に「転炉」が活躍します。
 
 「溶銑」を転炉に注ぎ込む様子は、製鉄所の印象的なシーンですが、転炉で
 は上部から高圧で酸素を吹き込むことで発熱させ、炭素を酸化し、また不純
 物をスラグ化して取り除いて、低炭素で不純物の少ない鋼が精錬されるので
 す。
 
 製鉄の基本となる工程はこれだけなのですが、要求される高機能な鉄鋼材料
 を生み出すために、製鉄技術は今もなお、進歩しています。
 
 
 次に、ユーザーが使いやすい形の「鉄鋼製品」として加工せねばなりません
 が、板やレール、パイプなど馴染み深いものはほとんど「圧延」で作られて
 います。
 
 板を加工するのは、ちょうど麺棒でうどん粉を薄く延ばすのと似ていますが、
 似ても似つかないのが「硬さ」です。
 
 
 鉄の場合、圧延ロールに幅1mmあたり2トン近くの荷重がかかるため、ロ
 ールが曲がり、板の中央付近が端よりも厚くなる「クラウン」と呼ばれる現
 象が起きます。
 
 それを抑えようと中央部の圧力を強くすると、真ん中だけ延びて波打ってし
 まいますし、ハイテンなどの硬い材料の場合はロールの曲がりにより端だけ
 伸びて、やはり波打ってしまいます。
 
 出口では時速100kmにもなる高速ラインで、鋼の温度や硬さから圧延荷重、ロ
 ール隙間、回転数を制御し、クラウン等の形状を制御するのは、これまた至
 難の技です。
 
 
 地球で最も量が多い元素で、飛び抜けて可採埋蔵量も多い鉄。
 
 生物の体内でも、酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンとして活躍する鉄分。
 
 まるで花が咲くように美しい結晶が、その姿を変えながら、我々の生活を力
 強く支えてくれていることを、イラストや写真を交えて、実に分かりやすく
 学ぶことができる一冊です。
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 ◇ カンドコロ! ◇
 
 鉄の弱点、といえば「錆」。
 
 防錆の代表が「めっき」であり、中でも「亜鉛めっき」が代表だ。
 
 「亜鉛めっき」では、皮膜に少々の欠陥があっても、防錆効果がある。
 
 それは、鉄よりも亜鉛のほうがイオン化傾向が大きいため、水分に鉄イオン
 が溶ける前に、亜鉛が優先して溶け出すからだ。
 
 これを「犠牲防食型皮膜」という。

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 ◆ 熱い行動 ◆
 鉄と炭素の状態図と、結晶の写真を関連づけて眺めてみよう。
 
 ものづくりの基本は、「育ちより氏」。
 後工程でいじり回す前に、材料を徹底的に調査しよう。
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 ◆ 燃えるゲージ ◆ | 炎 | 炎 | 火 | (炎3つが満点)
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 第1章:鉄の生い立ちと、鉄鋼製品ができるまで
 第2章:鉄鉱石から鉄を生み出す
 第3章:鋼を生み出す
 第4章:形を造り込む
 第5章:鉄と鉄をつなぐ
 第6章:やわらかくて強い、そしてさびない鉄を!
 第7章:鉄に願いを

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October 12, 2005

町工場こそ日本の宝

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 【今週の一冊】
 ●『町工場こそ日本の宝』

  著:岡野 雅行、橋本 久義(PHP研究所)
   2005.7 / ¥1,470

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 ◆ 燃える一言 ◆

 『金型はまさに「まごころ」だ。
   いいものをつくりたい、お客さんに喜んでもらいたい、という一心で、
     金型づくりの現場では、切る、削る、穴を開ける、磨く、という
               作業をひたすら繰り返しているのである。』

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 やまさんの勤める工場では、大量生産の部品加工の主力は、材料取りにムダ
 の少ない「冷間鍛造」と呼ばれるプレス加工です。
 
 数千トンもの圧力で、金属の塊があっという間に、粘土細工のように変形す
 る様子は圧巻ですが、その金属を形作るための金属=「金型」には、強度、
 精度、表面状態など求められる機能は多岐にわたります。
 
 本書の対談に登場する「岡野工業」の岡野社長は、隅の破れやすい角型のリ
 チウムイオン電池の深絞り加工や、蚊の針と同じくらい細い「痛くない注射
 針」を、プレス加工で製品化してしまうという、日本一の金型職人とも言え
 る方です。
 
 
 「痛くない注射針」は、全長20ミリに対して、針穴の直径が80ミクロン、針
 の外径が200ミクロンと、ほとんど「蚊」の針と同じ太さで、しかもテーパー
 状なのです。
 
 そしてこの針を、円柱状に「引き抜く」のでも「絞る」のでもなく、平板を
 「丸めて」、合わせ面を溶接せずに材料のスプリング力で締めて、なおかつ
 液が漏れないように作るのですから、その精度たるや想像を絶します。
 
 更に驚くのは、これが技術力を示すためのF1マシンのような「サンプル」
 ではなく、大衆車のごとく、すでに量産化されている点です。
 
 岡野社長の手がける製品は、科学的には「できない」という常識を、ことご
 とく超えて実現しているのです。
 
 
 なぜ、この限界を超えた精度が実現できるのでしょうか?
 
 曰く、「結局、数字じゃない。“気持ち”だ。」
 
 「この材料のツラをひとなめしといてくれ」「気持ち取ってくれ」という言
 葉で表される“気持ち”。
 
 竹のヘラに油をつけて金型の表面をひとこすりしただけで、金型の寸法は変
 わらないと普通、思います。
 
 「ところが変わるんだよなあ、“気持ち”だけ(笑)」とのこと。
 
 町工場で鍛え上げ、一人前になるまで10年といわれる、この研ぎ澄まされた
 感覚が、最先端の技術を生み出します。
 
 
 そしてもう一つ、岡野さんは「仕事」が楽しいのです。
 
 遊びに行くよりも、朝から晩まで金型のことを考えるのが楽しく、本で勉強
 するのは嫌いだけれど、いい仕事のためにはカタログや洋書も読んで学びま
 す。
 
 「あそこにもここにも断られてどうしようもなくて来ました。岡野さん!な
 んとかしてください!」と頼られることを喜びとし、「なんとかしてやろう
 じゃないか」と立ち上がるのです。
 
 
 若い人が腕に覚えのある職人として成功するためには、「一つのことを決め
 たら、ずっとそれをやること」が大事だと、岡野社長は説きます。
 
 セミも地面にもぐっている間が長く、成虫になって外に出るのには時間がか
 かるように、人生悪いときが長くても大丈夫だから、決して途中であきらめ
 るな―。
 
 日本一熱い町工場から、明日のものづくりを担う世代への、熱いメッセージ
 です。
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 ◇ カンドコロ! ◇
 
 岡野社長が常識を超えたプレス加工を実現する「秘薬」がある。
 
 「潤滑油」だ。
 
 同じ金型でも、絞りをかける前に材料の金属に塗る潤滑油を変えれば、金属
 が切れずにうまく延びる。
 
 世界で誰もやったことのない、難しい深絞りができるかどうかを左右するの
 は、油の差も大きい。
 
 例えば、電池ケースの深絞りをするときには、材料に施したニッケルめっき
 を、潤滑剤として使うのだ。

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 ◆ 熱い行動 ◆
 自分の仕事を愛し、熱中しよう。
 
 「あいつならなんとかしてくれる」と頼られるまで、経験と実績を積もう。
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 ◆ 燃えるゲージ ◆ | 炎 | 火 |   | (炎3つが満点)
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 第1章 日本の製造業を語る
 第2章 機械を越える「ローテクの技」
 第3章 日本のものづくりのために

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October 05, 2005

モーターボーイズ!

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 【今週の一冊】
 ●『モーターボーイズ!』

  著:箕田 大輔(日本実業出版社)
   2005.9 / ¥1,470

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 ◆ 燃える一言 ◆

 『自分たちのつくったクルマで国際サーキットを舞台にレースをする。
 
                 まさに、いま彼らは夢の舞台にいた。』

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 時折、一昔前には想像もできなかった、目を覆うような中高生による事件や
 犯罪が、ニュースに上がります。
 
 また、理数系に進学する学生も減少傾向にあり、ニッポンを支える技術者が
 不足することも懸念されています。
 
 これらの不安を解決する糸口が、中学校の「技術科」の授業にあるかもしれ
 ません。
 
 
 自らも手作りの「エコカー」で、レース経験のある筆者は、長野の公立中学
 校で技術科を教える先生です。
 
 ここで言う「エコカー」とは、スーパーカブなどのガソリンエンジンを積ん
 で、ドライバー一人載せて走るクルマであり、所定のコースをいかに「ガソ
 リンを使わずに走るか」=リッターあたりの走行距離で競うのです。
 
 平成14年度の、指導要領の改訂実施により、中学校の技術・家庭科は大幅に
 授業数が削減され、若年層のものづくりへの興味が薄れることに、彼は危機
 感を実感していました。
 
 生徒たちに、一時のものづくりの楽しさだけではなく、苦しんだ末に難しい
 問題を解決したときに生まれる、奥深い喜びを伝えようと、技術科の授業で、
 手作りエコカーで全国大会に出場する企画を打ち立てます。
 
 
 集まったメンバーは、生徒会で活躍するような積極的な子もいれば、コンピ
 ュータ部に所属し、自分から活動するのが苦手な生徒もありました。
 
 当初は、ボルトを緩めるのにペンチで頭を潰してしまっていた子が、メガネ
 レンチを使うことを覚え、やがてボール盤を回し、グラインダーの火花で服
 を焦がしながら道具に慣れていきます。
 
 先生は、心配で口や手が出そうになるのをぐっと我慢して、彼らが失敗を含
 めて自ら「ものづくり」の経験を積むことを見守ります。
 
 そうしているうちに、難関の溶接も覚え、ついにはクラッチを自作するとこ
 ろまで、急激に技能と技術を習得していくのです。
 
 
 幾度かのマシン作りとレースを経験していく中で、生徒たちは自転車屋のお
 じさんやレース会場の先輩たちに学び、自ら創意工夫し、問題が起きては考
 え、意見を戦わせ、対策を具現化していきます。
 
 仲間と共に協力し、壮大な目標に向かって、自らの頭と腕でクルマを生み出
 す過程の充実感は、紙面の文字と写真から、ひしひしと伝わってきます。
 
 やがて、憧れの鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎの舞台に立った彼らは、
 日本中から集まった、ものづくりのスペシャリストたちに混じって、全く引
 けをとることなく、立派にゴールを切るのです。
 
 
 ものづくりの喜びに目覚め、集中力や忍耐力を身につけていく彼らの姿を見
 れば、「技術力の衰退」や「製造業人材の枯渇」は、きっと解決できると確
 信します。
 
 少年と、かつて少年だった人たちの「ものづくりの心」を熱くさせ、これか
 らの教育に光明を見出せるヒントが散りばめられた一冊です。
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 ◇ カンドコロ! ◇
 
 エコランの鍵となるのが、「転がり抵抗」と「空気抵抗」だ。
 
 下り坂ではエンジンを止め、惰性で走る。
 
 自転車の後輪ギアに入っているようなラチェット式の空転機構では、まだ抵
 抗が大きいため、エコカー界では、惰性走行時にラチェット機構を切り離す
 「クラッチ」を用いる。
 
 中学生チームも、トップチームに学んで、オリジナルクラッチを搭載した。
 
 「空気抵抗」を弱めるためには、ドライバーや本体を丸ごと覆うボディ・カ
 ウルが効果的だ。
 
 彼らは、複雑な曲面構造のボディを、軽量な「FRP」で作り上げた。
 
 本体の形状に切り出した発泡スチロールにガラスマットを敷き、FRP樹脂
 を塗りこむ「ハンドレイアップ法」を用いたのだ。
 
 樹脂の匂いと、手に刺さるガラスマットの痛みを通して、先端材料のなりた
 ちを「実感」することができたはずだ。

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 ◆ 熱い行動 ◆
 与えられた教材や、机上の勉強では、本当のものづくりの喜びは分からない。
 自分の想いを形にすることに、徹底的にこだわろう。
 
 「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば人は育たじ」
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 ◆ 燃えるゲージ ◆ | 炎 | 炎 | 火 | (炎3つが満点)
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 CHAPTER1 すべてはリヤカーから始まった
 CHAPTER2 名づけて我ら、根性チーム
 CHAPTER3 中学生チームの誕生
 CHAPTER4 走れエコカー、鈴鹿サーキットの攻防
 CHAPTER5 雨中の全国大会、ゴールめざし駆け抜けろ!

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