ニッポンの工場 ヒトが変わる
しばらく日常の業務と、家庭内平和維持活動(FPK)のため、メルマガ記事以外はお休みしておりました。
ぼちぼち投稿していきますので、よろしくお願いします。
さて、今日は日経新聞で10/19~21に掲載されたコラムについての紹介です。
「ニッポンの製造現場を支えるヒトを巡る動き」について、生産現場での「人材」の活かし方、見つけ方、育て方が描かれています。
(抜粋はこちらにも紹介されています)
特に興味深いのは、最近トヨタの人材不足を懸念する話題が目立つこと。
先週の「日経ビジネス」は、ずばり「トヨタ 世界制覇へ4つの試練」と題して、世界戦略による急激な拡大が、人材不足を招いている事を、まず取り上げています。
「トヨタ自動車株で自分年金を作ろう」という本がベストセラーになるほど、安定成長の世界一の優良企業ですら、いや、優良企業だからこそ、その土台は「ヒト」であることを認識させられます。
これまでのリストラで次代の担い手が少ない上に、団塊の世代が徐々に現場を去り、技能やモラルの低下が起きることが、大小を問わず、日本企業の足かせになります。
いかに研究・開発の成果を「早く・うまく・安く」商品とするか、そして安定して供給し続けるか。
現場のカイゼンを、様々な人材で協力して継続するか。
生産技術に携わる者として、どこも同じ悩みを抱えているんだなぁ、と共感を覚えると共に、なんとかしたろやないか!と奮起せずにおれません。
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